少し前の話になりますが、10月に生徒さんと一緒にハンブルクにあるスタインウェイの工場見学をしてきました。
フランクフルトからハンブルクまでドイツ新幹線で3時間半(+高確率で遅延)の道のりにも関わらず、24名の生徒さんとご家族が参加してくださいました!
当日は偶然にも、3ヶ月に1回行われるという、社員のための工場コンサートがあり、イギリスのポップスターによる演奏を社員の皆さんと一緒に聴かせてもらいました。
その後、木材の保管庫から始まり、グランドピアノのあの独特の形を作るプレス機(手作業!)、
ピアノの心臓と呼ばれる響板の選定部屋(平均して40%の木材だけが「合格」できるらしい)、
スタインウェイを一躍有名にした画期的な鋳物フレーム、アクションの調整部門(気の遠くなる作業工程)などを見せていただきました。

翌日から工場内で特別展示会があるそうで、斬新なデザインのピアノも工場内に並んでおり、中でもパリのデザイナーNoé Duchaufour-Lawrance氏のデザインした滑らかなラインのグランドピアノが印象的でした。
専門用語ばかりで、小さい生徒さんたちにはわかりにくかったと思いますが、皆さん最後まで静かにお話を聞いてくれました。
「ピアノ工場見に行ったなぁ」と心の片隅にでも残る思い出になれば嬉しいです。ご参加ありがとうございました!

