Seedammbad とクナイプ

今日は生徒さんに教えてもらった Bad Homburg のプール、Seedammbad に行きました。

いつも行っているプールの屋内プールが夏休みの間お休みとのことで(日曜日にレストランを閉め、夏休みにプールを閉める、これぞドイツ)、先日初めてSeedammbad に行ってみたのですが、屋内に色々な種類のプールがあってとても楽しめました。

中でも気に入ったのが、冷水の Kneipp-Becken (クナイプ式プール)。
水深 30cm ほどの冷たいプールを歩くのですが、底が砂利道のようになっていて、足裏をほどよく刺激してくれます。

クナイプといえば、入浴剤でその名がよく知られていますが、どういう人物かは知らなかったので調べてみると、1800年代に活躍したドイツのバイエルン州の司祭だったそうです。

クナイプ自身が結核を患ったことがあり、偶然見かけて読んだ本を参考に、冷たい川で水浴びをした後、自宅で半身浴をする、ということを習慣にしたところ、なんと結核が治ったらしい。

そこから彼はこの水浴法を世に広めることに生涯をささげました。
そしてその効能が広く知られるようになるとともに、彼の名を騙った悪徳商法も現れることになり、自分の名が悪用されることを危惧したクナイプは、友人の薬剤師に自分の名前を使った商品の専売権を与えました。
それが今日のクナイプ社の始まり。なんと1891年のことだそうです。

Seedammbad のクナイプ式プールは、隣に温水のジャグジープールがあり、冷たいプールを歩いた後でジャグジーでブクブクすると気持ちいいですよ。

ただ一つ難点は、この Seedammbad 、更衣室が屋外にあるんですよね。
冬場はさすがに屋内の更衣室(あると信じたい)を使わせてもらえるのでしょうか?

それとも冬場でも屋外で着替える健康法みたいなものが存在するのかな???

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