あきらめない!ドイツ音楽留学 留学に必要なレベルはどのくらい?先生はどうやって探す?

フランクフルトのあしだピアノ教室では、1歳からのプレピアノとピアノの個人レッスンを行っています。

「自分のレベルではまだまだ」「手が動かない」「もうそういう年齢じゃない」という理由で留学をあきらめかかっているそこのあなた!

ピアノ留学はその気になればいつだってできますし、極端な話「ピアノを弾かない」ピアノ留学だってあるんです!

ぜひ「こうでなければ」という思い込みを捨てて、外の世界にチャレンジしてみませんか?

この記事があなたの背中を押すきっかけになれば幸いです。

ピアノでドイツに留学してみたいけど、どのくらいのレベルが必要なの?みてもらう先生がいないんだけど、どうすればいい?と気になる方もいるかと思います。

今回の記事では、留学に必要なレベルの考え方と、先生の探し方について解説します。

ドイツへ留学する際のビザ・滞在許可についてはこちらの記事をご覧ください。

目次

ピアノでドイツに留学できるレベルとは

留学ってお金もかかることですし、知らない国へ飛び込んでいくのはとても勇気のあること。

自分のピアノのレベルで、留学するだけの価値はあるのかな?と心配されている方もいるのではないでしょうか?

「留学できるレベル」の客観的な指標としては、ドイツで受け入れてくれる先生がいるか?というところになるでしょう。もしつきたい先生がいて、その先生が「ドイツまで来れば見てあげますよ」と言ってくれるのなら、その先生のレッスンを受けるのに必要なレベルに達していると考えることができます。

逆に言えば、見てくれる先生がいさえすれば留学はできるということになりますので、レベルは関係ないとも言えます。

ただし個人レッスンの場合、それだけの理由では滞在許可が下りませんので、90日までの短期留学にするか、ドイツ語学校と組み合わせて1年までの留学をすることになります(またはワーキングホリデービザの利用も考えられます)。

でもどうやって先生を探したらよいのでしょうか?

ドイツで習える先生の探し方

自分の先生に紹介してもらう

これが一番オーソドックスな方法ではないでしょうか?

もし自分のついている先生に留学経験があれば、その先生に紹介してもらうのが一番簡単です。

ただし、今ついているその先生の弾き方や教え方が自分に合っていると思う場合に限ります。もし今の先生とはちょっと違う先生についてみたい、という場合は別のルートで探した方がよいでしょう。先生の先生ということは、同じ流派に属することになるので、弾き方や教え方のスタイルが似ている可能性が非常に高いからです。

ただ、先生がついていた先生ではなく、知り合いの先生を紹介してもらえることもありますので、他にあてがなければまずは先生に聞いてみるのが良いでしょう。

直接コンタクトをとる

たとえば公開レッスンやコンサートを聴いて、この先生にみてもらいたい!と思う方がいたら直接コンタクトしてみましょう。

YouTube などの動画で見て感動した、というきっかけもありだと思います。

ドイツの音楽大学で教えている先生であれば、その大学のホームページにたいてい連絡先が載っています。また、ピアニストとして活動されている方は、自分のホームページで連絡先を公開している方も多いです。

コンタクトをとる際には、自分のこれまでの学習歴を簡潔にまとめて書くことをお勧めします。もちろん自分の演奏動画のリンクを送ることもできますが、先生もお忙しいので、動画は見てもらえないかもしれないことを想定して、できるだけ言葉で自分のレベルを説明する方がよいと思います。

また、その先生に空きがない場合に備えて、先生の門下生でレッスンしてくれそうな方を紹介してもらえないかどうか聞いてみるのもよいでしょう。つまりまずは孫弟子としての立場から始めるというわけです。

その門下生の方を通じて、一門としての関係性を確立しておけば、先生のスケジュールに空きができたときにみてもらえる可能性が高くなります。

行きたい都市から選ぶ

もし特につきたい先生がいないのであれば、住む都市をまず先に決めてしまうのもおすすめです。

私は子どものころからライプツィヒに行くのが夢だったので、ドイツへ留学するならライプツィヒと決めていました。

実際には日本の音大時代にフォーカル・ジストニアを発症し、大学卒業後にピアノで留学することができなかったので、まずはドイツ語を学ぶことにしてライプツィヒの語学学校に申し込みました。

そこからいろいろと偶然が重なり、大学の先生に個人レッスンを受けられることになりました。これは現地にいたからこその幸運であったことは言うまでもありません。

もちろん他の事情が許せばという条件は付きますが、まずは現地に飛んでみることで開けてくる未来もあります。

余談ですが、当時私は大学付属の語学学校に申し込んだため、学生寮に住むことができました。かなり郊外にある寮でしたが、楽器も置けて家賃もお手頃で、ドイツ生活をスタートさせるにはとてもよかったと思います。

ドイツでの家探しについてはこちらの記事もご覧ください。

語学力に自信がない場合

ドイツに留学はしてみたい、でも語学力に自信がない、という場合。

現地の日本人の先生のレッスンを受けるという選択肢もあります。

ドイツへ音楽留学して、そのままドイツでピアノ教室を開いている方もたくさんいます。

現地の日本人コミュニティの掲示板等で生徒を募集している先生もいますし、教室によっては専用のホームページが開設されている場合もあります。

ドイツに来てまで日本人の先生に習うことに抵抗がある方もいるかもしれませんが、今やドイツの音楽大学も国際化していて、日本人の先生がいるところも珍しくありません。

私が現在ついている先生は韓国人ですが、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学では日本人の先生に習っていたそうです。

自分に合った先生を見つけることが最終的な目的と考えれば、先生の国籍にこだわるのはナンセンスかもしれません。

それでもドイツに行くからにはドイツ人の先生に習いたいという場合は、それ相応の語学力が求めれられることになります。

手っ取り早く、ドイツでの生活を体験しながらピアノの勉強もする、という意味では、現地の日本人の先生に習うという選択肢は決して悪くないように思います。

語学力についてはこちらの記事もどうぞ。

番外編 ~あえてレッスンは受けない

留学に何を求めるかによりますが、海外生活を通じて自分の人生の幅を広げたい、ということであれば、無理に現地の先生を探す必要もありません。

数か月ドイツで生活しながら、現地のコンサートや史跡に足を運んだりするのも十分に「ピアノの勉強」になります。

ピアノを教えている身としてこんなことを書くのもどうかと思いますが、数か月ピアノの練習を休んでも挽回は可能です。とあるピアノの巨匠は子どもの頃、夏休みの間は強制的にピアノも休みにされていたそうです。

もし「ピアノは毎日練習しなければいけない」「レッスンは定期的に受けなければいけない」という思い込みが、海外に行ってみたいという気持ちの足かせになっているのであれば、その思い込みを思い切って捨ててみるのもありだと思います。

その行動が本当に価値のあることかどうか?は行動してみないとわからないからです。

結論

結論として、受け入れてくれる先生さえいれば、レベルに関係なく留学は可能です。

ピアノで留学したい!と思ったら、まずは自分に合った先生を探してみましょう。

私個人の考えでは、留学というものに興味があるなら、レベルや年齢にかかわらずぜひすべきだと思っています。やりたいと思ったことをやらなかった後悔は時間がたてばたつほど大きくなります。

さらに、海外での経験は人生の幅を広げてくれます。音楽家にとって人生経験は表現力の土台ともなるものです。

あなたの演奏がより魅力的になるように、一つずつ行動を積み重ねていきましょう。

当教室のレッスンについてはこちらをご覧ください。

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