バロック講座を受講して ~インベンション6番~

今日

今日(8月25日)は沖津聡子先生のバロック講座を受講しました。今回のテーマはバッハのインベンション6番です。

子どものころインベンションは一通り習いましたが、15曲あるうちなぜかこの6番だけは宿題に出されることがありませんでした。それで自分でこっそり(別にこっそりでなくてもよかったと思いますが)練習して、こんなに美しい曲をなぜ先生は弾かせてくれないのか、子どもながらにあれこれ想像をめぐらせていた記憶があります。

インベンションはバッハの作品の中でも、すごくよくできた数学パズルのような印象があり、特にこのインベンション6番は、古代エジプトのなぞなぞのような神秘的な美しさがあります。

この曲に限らず名曲と呼ばれる作品は、作曲家がものすごく緻密な計算をして書いたにもかかわらず、その計算を全く感じさせない、あたかも心からほとばしりでてきたメロディを書き留めたかのように聴こえるのが名曲たるゆえんと思っています。

今回の講座ではバッハがどういう工夫を凝らしたのか、バッハならではの遊び心など、さらに奥深い世界を知ることができて、とても勉強になりました。沖津先生ありがとうございました。

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