バロック時代の作曲家は、大学で法学を学んでいた人が多いです。ヘンデルしかり、テレマンしかり。
音楽と法学ってとてもよく似ていて、どちらもルールを守りながらいかに自由に生きるか?を考える学問であるわけです。
いきなり白い紙を渡されて、「さあなんでも自由に描いて」と言われるとたいていの人は困ってしまう。
対位法だとか、ソナタ形式だとか、なんらかのルールがないとかえって創造性は発揮できないもののようです。
前に進むのに、制約が邪魔になることがある。
しかし制約があるからこそ、前にすすめるのかもしれません。
****
教室の空き状況・お問い合わせはこちら。