ピアノを弾く時に、手の形、指の形はとても大切と言われます。
特に第3関節をしっかり曲げて、指のおやまを作りましょう、という話をしたりしますが、そもそも指はどこから始まっているのでしょうか?
私たちが「指」という時、たいていは「指のおやま」から指先までの部分を指していると思います。手首があって、手のひらがあって、その先に指がついている、という順番です。
でも、骨格図を見てみると、指は手首の部分からすでに5本に分かれています。指は手首と隣り合っているのですね。指の長さは、私たちの目に見えている長さのほぼ2倍になるわけです。
指の動きは手首のところから始まっている、と考えてピアノを弾くと、手首に力を入れることができません。
手首に力が入ってしまう生徒さんは、指がどこから始まっているのかを考えるとよいかもしれません。
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