【ピアノ】聴き手を感動させる○○力

フランクフルトのあしだピアノ教室では、1歳からのプレピアノとピアノの個人レッスンを行っています。

コンサートやコンクールなどで、人の心に残る演奏をしたい!とお考えの方。

聴き手を感動させるために必要な力、というと何を想像しますか?

技術力?

表現力?

想像力?

どれも間違いではないのですが、今回は切り口を変えて、この力に注目してみましょう。

それは、「営業力」。

営業力と言っても、自分自身を売り込む力のことではありません。もちろんピアニストにとってその営業力も必要ですが、今回取り上げるのは、「聴き手を感動させるための力」としての営業力です。

自分は演奏する曲の良さを売り込むための営業マン、と考えたことはありますか?

営業マンは、自分の売りたい商品を熟知しています。その商品・サービスの特長から、使われている素材やその商品・サービスができあがった経緯など、買い手が聞きたいと思うことを全部知っているわけですね。

ピアノの場合はどうでしょうか?自分が演奏する曲についてどこまで知っていますか?

譜面に書かれていることだけでなく、その曲を書いた作曲家の人生や時代背景まで研究していますか?

営業トークで一番説得力があるのは、売り手自身がその商品・サービスのユーザーである場合です。自分が使ってみてよかった!だからおススメです!と言われると説得力がありますね。でもやり手の営業マンには、自分が実際にはファンではない商品でも売ってしまう能力があります。

ピアノの曲でも、自分が感動した曲を演奏する方が聴き手を感動させやすいのですが、とはいっても入試やコンクールでは自分が好きではない曲を弾かなければならないこともあるかと思います。

そんな時でも、その曲の良さや聴きどころなど、お客さんが「聴いてみたい!」と思うレベルまで調べてみましょう。

そしてその良さが伝わるように演奏しよう!と思うと、あなたのピアノ演奏がぐっと魅力的になりますよ。

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