私の大学時代の恩師が、「私が３年かかって身につけたことは、あなたは３日でできなければならない」と言ったことがあります。
師匠がAを見つけるために３年かかったとして、
弟子もAを見つけるために３年かけていたとしたら、
人類はまったく進歩しない。
弟子にはさっさとAの在り処を教えて、節約できた３年間でさらに先に進んでほしい。
そのショートカットを教えるのが教師の役目なのだと。
自分がかけた時間や労力は、自分の人生の中で回収できるのが理想ではありますが、次の世代で実を結ぶ努力もあるのかもしれません。
最近この師匠の言葉をなぜかよく思い出すのです。
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