今日(8月17日)はフランクフルトに住んで初めて、マイン祭りに行ってきました。
日本文化に関するイベントや出店のある、かなり大きな夏祭りです。
去年から郊外の Offenbach に会場を移したと聞いていて、
遠くなったかと思いきや、意外と近かった Offenbach。
会場の周辺もとても現代的で、Offenbach ってこんな街だったのか!と驚きました。
会場は大盛況で、食べ物の屋台にはどこも長蛇の列ができており、お目当ての食べ物にはたどり着けず。
あれこれ見て回る中で、子ども向けブースで紙芝居をしている日本人の方を発見。
この紙芝居が、観客参加型になるようあれこれ工夫されていて、とても面白かったのです。
ドイツに来て以来、副業で(または趣味で)やってます、という芸がもはやプロ顔負け、という方をよくお見掛けするのですが、この紙芝居屋の方も、本業は俳優さんなんだそうで。
主催者の方から頼まれて紙芝居をやってるそうなんですが、市販のA4の紙芝居では小さいから、とご自身で絵まで描き始めたそうで、それがまたなかなか味がある絵なのです。
本業ではなくても、「よりよいものを」と追及するプロ意識が、そういうところにも出てきてしまうものなのですね。
紙芝居の後は、日本舞踊も(あんなに間近で見たのは初めてでした)堪能しました。
今日はやや暑さも落ち着きましたが、この気温で着物を着て野外で舞うのはとても大変だったのではないかと思います。
皆さんそれでも涼しげな顔で優雅に舞っていて、ピタリ、と止まるところでは絵のようでもあり、その絵がまた動き出す・・・という不思議な感覚を呼び起こすステージでした。
来てみてよかったマイン祭り。
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