【お知らせ】ピアノ講師のためのバロック音楽演奏法講座

フランクフルト在住のチェンバロ奏者、沖津聡子先生の「ピアノ講師のためのバロック音楽演奏法講座」が
８月２５日（日）ドイツ時間午前１０時（日本時間午後５時）からZoom 開催されます！
今回のテーマはインベンション第６番です。
ご興味のある方はこちらのリンクをご参照ください。

バッハのインベンションとは何ぞやという方に向けて少し解説しておくと、バッハが自分の息子たちの練習用に書いた１５曲の小品のことです。
どの曲にも少しずつ姿形を変えながら何度も現れるメロディーがあり、これがテーマと呼ばれています。

突飛なたとえですが、ルパンがテーマだと考えるとわかりやすいでしょうか。
曲の要所要所で、服装や雰囲気は変わるけれどルパンが出てくる感じです。
たまにルパンが半身だったり、靴だけ落ちていたりもします。

インベンションを弾く時は、まずはどこにテーマが出てきてもよく聞こえるように弾きましょう！と言われます。
出てきたルパンはすべてサーチライトで照らせ！というわけです。
テーマの配置によってはとても弾きづらくて難しいのですが、そこをクリアすることで、指のコントロールが上達する、というテクニック教本的な見方もあります。

でもたまに、テーマの上に、テーマではないけどとても魅惑的なメロディーが重なっていたりします。
ルパンの前を峰不二子が露出の激しいドレスで横切っていくような感じでしょうか。

さてこの時、どちらにサーチライトを当てるべきか？
結構悩みどころではないでしょうか？

こうしたバロック音楽あるあるの難しさや、隠された美しさなどを丁寧な解説で学べる講座です。

ご興味のある方はぜひご参加ください。

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