フランクフルトのあしだピアノ教室では、1歳からのプレピアノとピアノの個人レッスンを行っています。
ピアノを習うからには、上手に弾けるようになりたいですよね。
上手に弾けるようになるには、当たり前ですが練習しなければなりません。
ではどうやって練習のモチベーションを維持したらよいのでしょうか?
今日は練習のモチベーションを維持する3つの方法について解説します。
「困難は分割せよ」
これはピアノの練習に限ったことではありませんが、仕事でも家事でも「めんどうだな~」と思う時、具体的な作業一つ一つを思い浮かべて「めんどう」と思うというよりは、その作業全体が「なんとなくめんどう」に感じることが多いものです。
そこで、めんどうなことは作業をどんどん細分化していきましょう。
ピアノの練習であれば、まずピアノの前に座る。
ピアノの蓋を開ける。
楽譜を広げる。
ここまでたどりつけば、練習の7割は完了したようなもの(と私は思います)。始めるまでが大変なんですよね。
ピアノに向かう時も、部分練習はできるだけ細分化して、一つ達成したら自分をほめる、の繰り返しでモチベーションをキープしましょう。
終わりをはっきりさせる
さらに「めんどう」な気持ちの原因のもう一つは、「終わりが見えない」ということ。
ピアノの練習は、するたびに達成感が得られるものではないので、モチベーションの維持はとても難しいものです。
そこで、少なくとも練習に関しては終わりをはっきりさせておきましょう。
部分練習をする時も、時間を短めに区切ってタイマーをセットしながらやるのがおすすめです。タイマーが鳴ったら強制終了。そうすると、一つ一つの練習に集中できるようになります。
課題がクリアできてもできなくても、時間が来たら終了しましょう。
1人にならない
ピアノの練習は基本的に地味で孤独な作業です。
SNS などで24時間他の人とつながっていられる今の時代、孤独な作業にはなかなか気が向かないこともあるでしょう。
この孤独感をやわらげるコツは、ピアノをコミュニケーションのツールと考えることです。
ピアノは自分の感じたこと、思っていること、想像の世界を他の人に伝えるためのツールです。聞いてくれる人に伝わるかな?と考えながら練習をすることで、「1人きり」という寂しさはなくなりますし、表現力も磨かれます。
さらに仲間とつながることもモチベーション維持に役立ちます。ピアノのオンラインコミュニティに参加してもいいですし、マスタークラスやワークショップに参加してみるのもよいでしょう。
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